リーグアンがつまらないと言われる5つの理由|隠れた魅力を徹底解説!

リーグアンがつまらないと言われる5つの理由
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3度の飯よりサッカーが大好き。なお(@foot1930)です。

  • リーグアンってなんだかつまらない
  • リーグアンの魅力を教えてほしい
  • 結局パリサンジェルマン(PSG)の一強なんじゃないの?

という方に向けて、

サッカーファン歴23年、年間の試合視聴数が100試合以上のなおが初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

欧州5大リーグにも数えられるリーグアンの魅力を知らなければ、なんとなくつまらないと感じ続け、サッカーライフが充実するきっかけを逃してしまうかもしれません。

この記事を読めばリーグアンがなぜつまらないと感じるのかがわかり、隠れた魅力に気づくことができます。

あなたがリーグアンを今後推していける一助になればと思うのでぜひ最後まで読んでください。

リーグアン以外の欧州5大リーグについても詳しくまとめているので気になる方はこちらの記事も読んでみてください。

» ヨーロッパのサッカーリーグ完全ガイド|海外サッカー初心者におすすめの欧州5大リーグを徹底解説!

目次

なぜ「リーグアン つまらない」と感じる人がいるのか?

多くのファンがリーグアンに対して「つまらない」と感じる背景には、

  • 一強状態で試合の緊張感が少ない
  • スター選手が他リーグに流出しやすい
  • 他の欧州リーグに比べて注目度が低い
  • 戦術やプレースタイルが地味に感じられる
  • 放送や情報の少なさで親しみにくい

といった理由があげられます。

「特定のクラブの圧倒的な強さ」や「選手の移籍傾向」など、構造的な問題があります。

5つの理由を一つずつ深掘りしながら、リーグアンの「現状」と「課題」を見ていきます。

リーグアンがつまらないと言われる理由①|1強状態で試合の緊張感が少ない

リーグアンでは、長年にわたってパリ・サンジェルマン(PSG)が他クラブを圧倒しています。

1強がリーグにもたらす影響として以下の3つがあります。

  • PSGが13年間で11回優勝
  • 上位と下位の実力差があり波乱が起こりにくい
  • 優勝争いが毎年同じ顔触れ

試合の勝敗が予測しやすくなっていることが「つまらない」と感じられる大きな原因となっています。

1つずつ詳しく見ていきます。

パリ・サンジェルマンが13年間で11回優勝している

近年のリーグアンでは、PSGが圧倒的な強さを誇っており、2012-2013シーズンから2024-2025シーズンまでの13シーズンのうち11回も優勝しています。

圧倒的な1強が存在するリーグは、全体のバランスを崩し、試合の「緊張感」「ワクワク感」を薄れさせる要因となります。

ファンとしては、毎年のように「どうせPSGが優勝するだろう」と予測できてしまい、シーズン全体の展開にドキドキ感がなくなるのです。

他クラブのファンも「勝てる気がしない」と感じてしまい、応援に熱が入りにくいことも、人気に影響しています。

もちろん、強豪クラブの存在はリーグのレベルを引き上げる側面もありますが、一強状態が長く続くと飽きられる傾向があります。

上位と下位の実力差が大きく波乱が起きにくい

リーグアンでは、上位クラブと下位クラブの戦力差が非常に大きく、番狂わせが少ないという傾向も見られます。

そのため、試合を観戦していても

  • 「また勝つんだろうな」
  • 「どうせ点差が開くだろうな」

と感じてしまい、結果を楽しみにする意欲が薄れてしまいます。

予想外の展開が少ないことで、熱心なサッカーファン以外が見続けるモチベーションが維持しづらいのも事実です。

プレミアリーグのように、下位クラブが上位を破る試合が定期的にあるリーグと比べると、エンタメ性に欠けると感じる人が多いのです。

優勝争いが毎年同じような構図になりやすい

毎年のようにPSGと数クラブが優勝争いを繰り広げる構図が続いていることも、リーグの「マンネリ感」を助長しています。

ストーリー性が少なく、シーズンの新鮮味に欠けるのがネックになっています。

日本のファンの中には、毎年似たような展開に飽きてしまい、途中で興味を失ってしまう人も多いです。

なお

他のリーグでは「新しい勢力が台頭する」楽しさがあるけど、リーグアンではそれが感じにくい現状です。

リーグアンがつまらないと言われる理由②|スター選手が他リーグに流出しやすい

リーグアンでは優秀な若手が多く育ちますが、選手の定着率が低いのも問題とされています。

多くの若手が他国リーグに移籍してしまう要因として以下の3つがあります。

  • 若手有望選手がプレミアリーグやラ・リーガへ移籍する傾向が強い
  • トップクラブ以外の資金力が乏しくスターを維持できない
  • 実力をつけた選手が「ステップアップ」として移籍を選ぶ

1つずつ詳しく見ていきます。

若手有望選手がプレミアリーグやラ・リーガへ移籍する傾向が強い

キリアン・エムバペのようにリーグアンで育った選手が、ステップアップとして他リーグに移籍するのはよくある光景です。

選手が活躍するほど、より注目度の高いリーグへの引き抜きが起こるため、リーグアンの顔となる選手が定着しにくい傾向にあります。

これはファンにとっても「せっかく好きになった選手がすぐいなくなる」という寂しさに繋がります。

なお

結果的に、「選手への愛着」や「クラブへの興味」が持続しにくくなってしまうね。

トップクラブ以外の資金力が乏しくスターを維持できない

PSG(パリ・サンジェルマン)のような資金力を持つクラブは例外ですが、多くのリーグアンのクラブは財政面で厳しい状況にあります。

有望な選手を高額で売却し、クラブ経営の安定を図ることが主な戦略となっています。

このビジネスモデルでは、どうしてもスター選手を長くリーグ内に留めることが難しくなります。

  • 「また抜けてしまった」
  • 「今季も主力がいない」

といった声が、ファンの失望を招いてしまいます。

実力をつけた選手が「ステップアップ」として移籍を選ぶ

リーグアンは「若手育成の場」としての役割が強く、ある程度の実力を身につけた選手にとっては、他のビッグリーグへの移籍が「キャリアアップ」と見なされがちです。

選手側にとって当然の選択かもしれませんが、ファンにとっては魅力が続かない大きな原因になります。

「良い選手を見つけてもすぐ他に行ってしまう」という現象が繰り返されると、リーグ自体への愛着を感じにくくなってしまいます。

リーグアンがつまらないと言われる理由③|他の欧州リーグに比べて注目度が低い

サッカーの魅力の一つは「話題性」や「注目度」です。

世界的には評価が高いリーグアンですが、注目度が低い要因に以下の3つがあります。

  • 国際大会での成績が他リーグより劣っている
  • プレミアやラ・リーガに比べて放送枠やメディア報道が少ない
  • 欧州でのマーケティング戦略が弱く知名度が上がりにくい

1つずつ詳しく見ていきます。

国際大会での成績が他リーグより劣っている

チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでの成績を比較すると、リーグアンのクラブはプレミアリーグやラ・リーガと比べて見劣りします。

特に、複数クラブが継続的に上位に進出している他国と比べ、リーグ全体の競争力が不足していると見られがちです。

「どうせPSGしか勝ち上がれない」というイメージが広がり、リーグ全体の魅力が低下してしまいます。

なお

国際舞台での成功は、国内リーグの評価にも大きく関わる要素なんだ。

プレミアやラ・リーガに比べて放送枠やメディア報道が少ない

リーグアンは日本国内のテレビ放送はなく、一部のネット配信に限られておりそもそも目に触れる機会が少ないという問題があります。

視聴できる環境が整っていないことで、ファンが自然に興味を持ちにくくなっています。

日本のメディアも

  • プレミアリーグ
  • ラ・リーガ
  • セリエA

に比べてリーグアンの報道量が少ないため、選手やクラブに対する認知度が上がりません。

結果として「聞いたことあるクラブが少ない」「馴染みがない」という印象を持たれやすくなります。

リーグアンは2025年現在、DAZNが独占配信しています。

欧州でのマーケティング戦略が弱く知名度が上がりにくい

リーグアンは国内外問わずマーケティングにおいて後れをとっており、プレミアリーグのような国際的なブランディングには成功していません。

各クラブやリーグ自体のPR戦略が弱く、「SNS」や「動画コンテンツ」などでの発信力が足りないことも原因の一つです。

たとえば、YouTubeでの「ハイライト」や「インタビュー動画」が少なかったり、他言語対応の公式サイトが不十分だったりと、ファンが情報を得る手段が限られています。

なお

このような工夫が少ない環境では、自然とファンが集まりづらく、関心も低くなってしまうね。

リーグアンがつまらないと言われる理由④|戦術やプレースタイルが地味に感じられる

試合内容においても、つまらない要因になっている要素が3つあります。

  • 守備的なチームが多い
  • ハイライト映えしにくい試合が多い
  • 個人技より組織的な戦術が重視される

「ダイナミックさが足りない」「派手なプレーが少ない」と感じる人が多く、それが「地味」「つまらない」と捉えられる理由になっています。

守備的なチームが多い

リーグアンには、堅実な守備を重視するクラブが多く見られます。

特に中下位クラブは、PSGのような強豪クラブに対して守備を固めて挑むスタイルが主流です。

その結果、試合全体のリズムがゆっくりになり、観ている側には退屈に映ることがあります。

「スピード感がない」「ゴールシーンが少ない」という印象につながるため、ライト層のファンが離れてしまう原因になります。

なお

戦術としては非常に合理的で効果的だけど、派手な展開を求めるファンにとっては物足りなく感じられちゃうね。

ハイライト映えしにくい試合が多い

サッカーの魅力はゴールシーンだけではありませんが、派手な「ドリブル」や「スーパーゴール」が頻出するリーグの方が動画やSNSで話題になりやすいのは確かです。

リーグアンでは、そのような「見せ場」が少ない印象を持たれやすく、ハイライト動画も地味に映りがちです。

これはSNS世代の若いファンにとって大きなマイナスポイントで、「拡散されにくい=話題になりにくい」という構図が出来上がってしまっています。

つまり、興味を持ってもらう入り口が非常に狭い状態になっているのです。

個人技より組織的な戦術が重視される

リーグアンでは選手個人のスキルよりも、「チーム全体での連携」や「守備戦術」を重視する傾向があります。

1人のスーパースターが華麗に突破してゴールするというシーンは少なく、観客には地味に映ることもあります。

試合のテンポが一定で、リスクを避けるプレースタイルが主流なため、大きな盛り上がりに欠けるという評価につながっています。

戦術好きのファンにとっては非常に興味深いポイントでもあるため、評価は分かれる部分です。

リーグアンがつまらないと言われる理由⑤|放送や情報の少なさで親しみにくい

リーグアンがどんなに良いリーグであっても、見たり知ったりする機会が少なければ、ファンは育ちません。

以下3点もハマる人が少ない要因です。

  • 日本での中継が限られている
  • 日本語での情報発信が少ない
  • 日本人選手が少ないことで関心が集まりにくい

1つずつ詳しく見ていきます。

日本での中継が限られている

日本国内でのリーグアン中継は一部の配信サービスに限られており、視聴できる環境が整っていません。

興味を持っても「どこで見られるかわからない」「手間がかかる」といった障壁が生まれます。

視聴のハードルが高いことで、ファンが定着しにくくなってしまっているのです。

プレミアリーグやブンデスリーガなどは、比較的視聴しやすい状況にあるため、その差がリーグアンの人気に影響しています。

日本語での情報発信が少ない

クラブやリーグの公式サイト、SNSなどが日本語対応していないことも、情報収集の障害になっています。

選手やチームに関する詳細な情報を日本語で得られないことは、ファンの熱意を削ぐ要因となります。

専門メディアの記事も少ないため、他リーグに比べて知識を深めるのが難しいという問題があります。

なお

興味があっても情報の壁にぶつかってしまい、関心が続かないという人は少なくないです。

日本人選手が少ないことで関心が集まりにくい

海外リーグにおいて日本人選手の存在は、日本のファンにとって大きな関心ポイントです。

しかし、リーグアンでは歴史的に見ても日本人選手の所属が少なく、話題性に欠ける状況が続いています。

それに比べて、ブンデスリーガやプレミアリーグでは日本人選手の活躍が報道される機会が多く、それがファンの増加につながっています。

リーグアンにおいても、日本人選手の移籍が今後増えていけば、注目度は徐々に変わってくる可能性があります。

現時点では日本人選手を通じて「自分ごと」として応援しにくいリーグであることが、「つまらない」と感じる要因になっています。

「リーグアンはつまらない」と言われる一方での魅力や見どころも紹介

ここまで「つまらない」と言われる理由を紹介してきましたが、リーグアンにも他リーグにはない魅力がしっかりと存在します。

リーグアンの魅力3点
  • 若手有望株の登竜門として注目されている
  • スタッド・ランスやRCランスなど成長著しいクラブがある
  • 意外性のあるアップセットが起こる試合もある

1つずつ詳しく見ていきます。

若手有望株の登竜門として注目されている

リーグアンは多くの若手選手が才能を開花させる「登竜門」として知られています。

フランス代表の多くもリーグアンでキャリアをスタートさせており、将来のスター選手の原石を見つける楽しさがあります。

世界的なクラブに移籍する前の「原石」の姿を見られるのは、リーグアンならではの魅力です。

なお

若手選手の成長を見守るのが好きなファンにとっては、たまらないリーグだよ。

スタッド・ランスやRCランスなど成長著しいクラブがある

リーグアンでは、パリ・サンジェルマン以外にも魅力的なクラブが多く存在しています。

特にスタッド・ランスやRCランスといったクラブは、育成力や組織力に優れており、毎年のように成長を続けています。

彼らは予算規模では劣っていても、戦術的な工夫や若手の育成によって上位に食い込むこともあります。

こうしたクラブの奮闘を応援するのも、リーグアン観戦の楽しみ方の一つです。

「一強リーグ」と言われがちなリーグアンにも、しっかりとした競争要素は存在しています。

意外性のあるアップセットが起こる試合もある

確かにリーグアンでは上位と下位の差が大きい傾向にありますが、それでも時には波乱の試合=アップセットが起こることもあります。

たとえば、PSGが昇格したばかりのクラブに敗れるなど、想像を超える展開も稀に発生します。

このような番狂わせの瞬間は、サッカーならではの醍醐味であり、熱狂的なファンを惹きつける要素です。

あらかじめ「つまらない」と決めつけてしまうのではなく、アップセットを狙って試合をチェックしてみるのも面白いかもしれません。

育成重視のスタイルで将来のスター選手を発見できる

リーグアンは他国リーグに比べて「育成」に重点を置いているクラブが多く、若い選手が出場機会を得やすい環境があります。

まだ世界的には無名な選手でも、いち早く注目して応援することができます。

自分が注目していた選手が数年後にワールドクラスへと成長する姿を追いかけられるのは、ファンにとって特別な体験です。

なお

「原石発掘リーグ」として、リーグアンを楽しむという視点もおすすめだよ。

まとめ|リーグアンの隠れた魅力を知って見方を変えよう

ここまでリーグアンが「つまらない」と言われる理由について、以下の5つの視点から解説してきました。

  • 一強状態で試合の緊張感が少ない
  • スター選手が他リーグに流出しやすい
  • 他の欧州リーグに比べて注目度が低い
  • 戦術やプレースタイルが地味に感じられる
  • 放送や情報の少なさで親しみにくい

たしかに、一強状態や情報の少なさなど、構造的な課題は存在しますが、一方で「若手育成」や「戦術的な魅力」といった長所も数多く存在します。

隠れた魅力を持つリーグアンに触れて、ぜひあなたなりの視点も持ち合わせて試合観戦を進めてみてください。

リーグアンをおすすめする人
  • 成長過程にあるクラブを長い目で見て楽しめる人
  • 未来のスター選手を発掘するという目線で試合を観れる人
  • サッカー日本代表の主力の試合が観たい人

とはいえ、リーグアンってどこで観ることができるのという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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リーグアンがつまらないと言われる5つの理由

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この記事を書いた人

サッカーファン歴22年
観るのもするのも大好き。

日韓W杯に魅了されて、日本代表や海外のサッカーにハマる。
年間のサッカー試合視聴数100試合以上。

趣味で全くの初心者からボールを蹴り始める。
熱中し過ぎて全くの初心者から自身でフットサルチームを作り活動開始。
サッカー部ではなかったが、サッカー経験者の友人から練習を行っている様子を見られ、経験者さながらに映ったそう。

留学時、世界各国の学生たちと出会い試合をする機会を得る。
サッカーのプレーの中で国民性が出るのを肌で感じ、更にサッカーの面白みを知る。

好きなサッカー選手:スティーブン・ジェラード、中村俊輔
好きなサッカーチーム:リバプール、アーセナル

海外のサッカー情報を中心に発信していきます。
全くの初心者の方、サッカーに興味を持ち始めた方やサッカー通の方など幅広く交流希望です。
よろしくお願いします!

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